柔らかくする方法
ドッグフードを柔らかくする方法としては、まず第一にお湯で蒸す方法が挙げられます。
具体的な方法はお湯を一度沸騰させて30から40度ほどに温度が下がるまで放置します。ドッグフードをお皿に盛ったらひたひたになるくらいのお湯を注いでいきましょう。15分ほど放置し、もしも水分が少ないようであれば注ぎ致します。非常にシンプルな方法ですが、お湯の温度と水分量には十分に注意しましょう。
あまりにも熱いお湯を使ってしまうと、熱で壊れやすい栄養素が減少してしまう恐れがあります。万が一水分量が多すぎた場合には、残った水にも栄養素が溶け込んでいるので、そのまま与えるようにします。
もう一つの方法は電子レンジで温めるやり方です。どうしても時間がない時、忙しい時には良い方法です。ドッグフードにひたひたになるくらいの水を注いだら、電子レンジで1から2分ほど温めます。
手間がかからず非常に簡単ですが、温める時間や水の量などの加減が難しく、均等にふやけない可能性があるので十分な注意が必要です。
おいしいドッグフードを作るときのポイント
最近、ドッグフード手作りする人が増えてきています。愛犬のために美味しいドッグフードを作ることはとても良いことですが、色々なポイントをしっかりと押さえて作ってあげることが大切です。
そもそも手作りのメリットは、飼い主が何を食べさせているかを完全に把握できるということにあります。ドッグフードには添加物が入っていたり、犬によっては食物アレルギーがあり、食べさせることが怖いという人もいるでしょう。そういった時には手作りが一番です。
しかし、手作りのものだけで対応しようとすると愛犬に必要な1日の栄養素をまかなうことが難しいというデメリットもあります。また高い知識を労力、そして金銭的にも高くつく傾向があるということも覚えておきましょう。
また、犬と人の味覚は全く違い、人の味覚で美味しいと感じるものは犬にとっては味付けが濃すぎることがよくあります。嗜好性よりもいかに健康的であるか、栄養バランスが取れているか、といったポイントを踏まえて作るようにしましょう。
なお、インターネットなどで簡単にレシピを手に入れることが出来ますが、作りやすい分量で紹介されているものも多く、つい作りすぎてしまうことがあります。市販されているものと違い、保存がきかないためある程度のロスが出ることも頭に入れておいてください。
こういったポイントを押さえて大切な愛犬のためにドッグフードを手作りしてみてはいかがでしょうか。